税金や公共料金の支払いは現金よりもクレジットカードよりも「JMB WAON」がお得です

クロフネ
郵送されてくる税金の払い込み用紙。義務とは言え、税金の支払いは痛い出費ですよね。どうせ支払うなら少しでもお得になる方法はないでしょうか?
私は何かを支払う時は常に、次の視点でポイントが貯まる方法がないか考えています。
①クーポンなどの割引はないか?
②ポイントサイト経由で2重取りできないか?
③クレジットカードが使えないか?

 

税金や公共料金などの支払いの場合、①②の方法はありません。しかし③は可能です。

もしまだ現金で支払っているのなら、損している可能性があるので、今すぐやめましょう。

 

目次

クレジットカードで納付ができます

自動車税や固定資産税は数万円以上も支払います。意外と知られていないのですが、クレジットカードで納付する事は可能です。なぜ知られていないかと言うと、昔は出来なかったのです。

平成28年の税制改正でクレジットカード決済による納付が可能になりました。ご存知でしたか?私は気づいたのは2年前でした。それ以降は現金で支払う事は止めています。

 

クレジットカードで支払うとポイントが貯まる

当たり前の話ですがクレジットカードで支払いをすると、支払った金額に対してポイントが還元されます。これが現金で支払わない最大の理由です。クレジットカードの種類や会社によって付与される還元率は違いますが、おおむね0.5%~1.0%でしょう。

しかし、クレジットカードによる納付に関しては注意が必要です。なぜなら、所定の決済手数料が発生するからです。これは自治体によって若干違います。例えば東京都の場合は下記の通りです。

税額 決済手数料
1円〜10,000円 73円(消費税込80円)
10,001円〜20,000円 146円(消費税込160円)
20,001円〜30,000円 219円(消費税込240円)
30,001円〜40,000円 292円(消費税込321円)
40,001円〜50,000円 365円(消費税込401円)

※以降、税額が10,000円増えるごとに決済手数料73円(消費税別)が加算されます。

 

一方、窓口やコンビニで現金で支払ったや口座引き落としの場合は手数料はかかりません。つまりクレジットカードの方が支払金額は多くなります。貰えるポイントと余分に支払う手数料を天秤にかけてご判断頂きたいと思います。

カードの還元率や自治体の手数料の差もありますので、どっちが得か一概に言えませんが、1P=1円とするなら、経済的合理性は現金支払いとの差はないと思います。

ただし、決済するカードがANAカードやJALカードのように、マイルが貯まるカードの場合、マイルの価値は1マイル=2円以上のため、総じて得になると思われますので、クレジット納付は検討すべきでしょう。

 

窓口に行かなくても自宅で納税できる

全ての自治体が対応できているわけではありませんが、各都道府県や市区町村などが運営する専用のサイトからクレジットカード納付ができます。わざわざ窓口に行かなくても、ご自宅でいつでも納付できます。

ネットショッピングができる程度のITリテラシーがあれば、問題なく納付できるはずです。郵送で届いたら、その日のうちに納付してしまえば、ついうっかり行くのを忘れていたというミスは防ぎやすくなるでしょう。

 

以上の事から、現金で納付するより、クレジットカードで納付する方が総じてメリットがあると言えます。

 

・・・とは言え、そこまで強調できるメリットはないかなというのが正直なところです。

 

 

しかしポイントではなく、「JALマイルを貯める」という事に焦点を当てると、明らかに現金で納付するよりお得な裏技があるんです!

 

「JMB WAON」でお得に納付する裏技

結論から言うと、その裏技とはニストップで電子マネーWAONで支払う」事です。

 

この方法で税金を納付すると、納付額の2%ものJALマイルを貯める事ができます。先ほどご紹介したクレジットカードでは0.5%~1%でした。しかもクレジットカードと違って、決済手数料はかかりません。

手数料なしで、しかも還元率は2倍以上です。これは非常に魅力的です。

順を追って説明しましょう。

 

WAONで支払える税金・公共料金等(収納代行)

WAONで支払える税金、社会保険料、公共料金は以下のものです。収納代行という専用の払い込み用紙のものです。

ジャンル 対象
税金 所得税、住民税、消費税、自動車税、軽自動車税、個人事業税、固定資産税
社会保険料 国民年金
国民健康保険
公共料金 電気代、ガス代、
水道代、通信費

 

上記の表に該当するものでも、一部支払えないものがあります。お手元の払い込み用紙の91に続く6ケタの番号が以下に記載されているものがたいしょうです。

 

対象番号
527721 547540 547771 548276 548433 548480 548527 548558 548560 548868 548953 548958 548972 549084 549199 549206 549207 549208 549602 549709 549770 549782 549807 550033 550106 550107 550111 550113 558111 903229 908066 908072 908074 908079 908097 908160 908162 908163 908172 908176 908194 908195 908365 909508 909797 920907 929020 929022 929058 929087 929097 929100 929151 929154 929170 929179 929185 929186 929208 929233 936049 939772 939831 942092 942472 942857 955595 959887 959909 959919 959929 959965 959982 959989 985206 985356 990890 992263 

 

納付できる場所はミニストップのみ!

納付方法は払い込み用紙を持参して「支払いはWAONでお願いします」というだけなのですが、支払える場所は「ミニストップ」のみです。払い込み用紙の裏に、多くの銀行やコンビニが記載されていますが、WAONで支払えるのはミニストップだけなので注意です。

意外ですがJALの特約店でもあり、WAONが使えるコンビニでもある「ファミリーマート」では支払えません。WAONという事でイオングループであるミニストップでしか支払えないようにしているのでしょうか。

セブンやファミマに比べると、店舗数は少ないので、住んでいる地域によってはミニストップが近くにない場合もありますが、メリットは充分あるので、美味しいソフトクリームを目当てでもいいので遠出してみましょう。

 

ポイント2重取り

決済手数料が無料で、かつポイントが貯まるWAONはクレジットカードより有利ですが、ポイント還元という点でも優れています。

 

ここでは「JALマイル」が貯まるJMB WAONカードを例にあげましょう。

因みにこのカード「WAON」とありますが、通常のWAONポイントではなく、JALマイルが貯まります。JMB WAONカードにはクレジット機能がついていませんので、まずこのカードにチャージする必要があります。

専用のWAON端末機からチャージが可能です。チャージは現金からも可能ですが、何のメリットもありません。必ずJALカードからクレジットからチャージして下さい。

①クレジットチャージ・・・チャージ金額の1.0%(※)分のマイル還元
②JMBWAON・・・利用金額の0.5%分のマイル還元
合計1.5%

「チャージ」「利用」の2回のタイミングでマイルが貯まります。これで決済手数料がかからないうえ、1.5%ものJALマイルが貯まることになります。

(※)
別途「ショッピングマイルプレミアム」(税込み3,300円)への加入が必要です。未加入の場合は0.5%還元となります。

 

これは強烈!2%還元

でもさらに納付するタイミングを工夫する事で、もっとお得な事な方法があります。

イオンでは毎月5日、15日、25日の5つく日は「お客様わくわくデー」が開催されており、「JMB WAON」での支払いの場合、「200円につき2マイル」と通常の2倍マイルが貯まります。

嬉しい事にミニストップでも同様の扱いになります。

①クレジットチャージ・・・チャージ金額の1.0%分のマイル還元
②JMBWAON・・・利用金額の1.0%分のマイル還元
合計2.0%

私の場合、固定資産税と自動車税だけで年間約25万円の支払いがあります。還元率2%なら年間約5,000マイル貯まります。3年で15,000マイル貯まる計算になりますから、私の住んでいる名古屋から沖縄(那覇)までの特典航空券と交換が可能です。

固定資産税は分納していますので、年間に何度か、しかも決まった日に(近くにない)ミニストップまで足を運ぶ手間はありますが、沖縄行きのチケットと交換できるのですから、やらない手はありません。

還元率2%と聞くとピンときませんが、3年で沖縄に行けるって考えると、ワクワクしませんか?繰り返しますが、現金での支払いは何もメリットありません。

私は普段ANAマイルをメインに貯めていますが、収納代行による納税はこの方法でJALマイルを貯めています。

 

【注意】1回の支払いは5万円まで

1会計でのWAON支払可能額は5万円までです。これはWAONのチャージ上限が5万円のためです。超過分は現金払いになります。当然ながら現金で支払う分にはポイントが付与されませんので、高額な固定資産税は一括払いではなく、4回に分納しましょう。

私は自宅の他、投資用の戸建て物件があり、固定資産税が2軒分あるのですが、1軒目チャージ&支払いをしたあと、さらに2軒目分のチャージをして、再度支払いに行っています。これが年4回。さらに自動車税も2台分ありますので同じ作業があります。ちょっと面倒くさいですが、得られるマイルが大きいので実践しています。

 

ミニストップに「ありが10デー」は適用されない

お客様わくわくデーの2倍を超える、JMBWAONが5倍も貯まる「ありが10デー」。これが適用されるとさらに美味しいのですが、残念ながらミニストップでは「ありが10デー」の適用はありません。

5%も還元されるととても嬉しいですが、さすがにこれは欲張りすぎかもしれません。5の付く日の「お客様わくわくデー」を狙いましょう。

 

なぜかJMB WAONだけがOK

まず基本的な事ですが、「WAON」と「JMB WAON」は違います。WAONは利用に応じて「WAONポイント」が貯まるのに対し、JMB WAONは利用に応じて「JALマイル」が貯まります。

ポイントを貯めてイオンで安く買い物をしようとするなら、JMB WAONを利用しても一向にWAONポイントは貯まりません。その逆もそうです。

 

それを踏まえた上で、大きな声では言えない話ですが、実はWAONで自動車税などの税金は支払えるのですが、WAONポイントは貯まらないのです(クレジットチャージ分はOK)

しかしなぜだかJMB WAONだけはJALマイルが貯まるのです。

 

理由は分かりません。システム上のエラーなのか、現金に近いWAONポイントを還元するのは事実上の減税に該当するから、税の公平上の観点からNGなのか(マイルは現金ではない?)

もしかしたら今後封鎖されてしまう穴なのかもしれませんが、現時点では2%付与されています。

 

JALカードをお得に発行しよう

今回ご紹介した方法で使用するJMB WAONカードはクレジットカードではありませんので年会費は無料です。しかしクレジットチャージする元になる「JALカード」は普通カードでも年会費2,200円(税込み)がかかる有料のクレジットカードです。

旅行好きなら年会費を支払っても十分メリットはありますが、少しでもお得にしたいですよね。

JALカードの発行を公式サイトではなく、ポイントサイトを経由すればポイントが貰えますので、年会費をペイできる可能性があります。

例えばこちらの案件。

JALカードの発行とオプションである、ショッピングマイル・プレミアムの付帯申込で10,000P(10,000円相当)が貰えますこれだけで年会費の数年分が実質無料になります。

しかもショッピングマイルプレミアムを付帯入会していますので、マイルの貯まるスピードはとても早いです。イオンやファミリーマートやエネオスなどJAL特約店なら、通常の最大4倍マイルが貯まりますので、普段の支払いをJALカードにするだけで、あっという間にマイルは貯まるはずです。

【ショッピングマイル・プレミアムについてはこちらから】

 

またJALカード側でも新規申込特典でマイルが貰えますので、国内旅行分の特典航空券ならすぐGETできるほどのマイルは貯まります。今すぐ陸マイラーデビューが可能です。実質無料で始められますので、金銭的リスクもありません。

 

(注)公式サイトから申し込まないで下さい

繰り返しになりますが、絶対の公式サイトから申し込まないで下さい。必ずポイントサイトを経由して申込ましょう。たったワンクリックするだけで1万円も差がありますよ。

尚、ポイントサイトはいくつもありますが、案件の数、報酬の高さ、運営の安定さなどの観点から、私は下記の「ハピタス」と「モッピー」をおすすめ致します。

【ポイントサイト未登録の方へ】

もし新規でポイントサイトに登録するなら、上記リンクから申し込んだ方がよいです。その方が公式サイトから登録するよりも、入会特典もあり断然お得です。

 

2021年5月現在でまとめてみました。

モッピー 10,000円
ハピタス 6,000円

まとめ

「ポイ活」と聞くと、楽天スーパーポイントを貯める事なんかを想像するかもしれません。しかしポイントとは無縁の税金のようなものでも、工夫をすればポイント(今回はマイル)は貯まります。

これも立派なポイ活です。地味ですが、コツコツと続けていけば、大きな差が出てきますよ。

当ブログではこれからも有益な情報をお伝えしていきます。

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