【初心者向け】ゼロから学ぶ陸マイラー講座 ~Vol.3 ANAカードの選び方~

クロフネ

クレジットカード決済でANAマイルを貯めるのにANAカードは必須です。

ANAカードを作って、日々の生活費をカード決済して、マイルが自動的に貯まる仕組みを作りましょう。

しかし一口にANAカードと言っても実はこんなに種類があるのです。ステータスが一般、ワイド、ワイドゴールド、プレミアムと4種類もありますし、カードブランドもVISA、Master、JCB、Amex、ダイナーズまで揃っています。

はじめてANAマイルを貯めるあなたへ、ANAマイルを貯めるための最高で最適な1枚をご紹介させて頂きます。

目次

絶対に必要なカードはこれ

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

陸マイラーとしてANAマイルを貯めるなら「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」はマストです。これがないと、ポイントサイトで稼いで、TOKYUルートでマイルに交換するという技が使えないからです。

今回ご紹介するカードはこの「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」に追加する形での所有となります。

つまり2枚持ちです。もし年会費を少しでも抑えたいのであれば、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード1枚だけでも構いません。ただ今回ご紹介するカードとの2枚持ちの方が貯まるスピードが早くなりますのでおすすめです。

ただしTOKYUルートは22年3月を以て使えなくなってしまいました。従ってそれ以降はANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードはマストカードではなくなる見込みです。今後状況を見てご紹介していきます。

2枚目に持つANAカードは?

結論から言います。

すべてのANAマイラーにおすすめできて、事実人気もナンバーワン。それがANA VISA/Masterワイドゴールドカードです。持っているのが当たり前すぎるため、最近はあまり話題にもなりませんが、ANAカードならこれ1択で良いと思います。

1.「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」基本スペック

ANA VISA/Masterワイドゴールドカードの基本スペックは以下の通りです。

発行会社三井住友カード
年会費14,000円(税別)
ポイント還元率最大1.3%
ポイントサービスVポイント

ステータスがゴールドカードですので、年会費はお高めです。後ほどご紹介するカードとしての価値を考えれば、決して割高感はないのですが、そりゃ安い方がいいですよね。年会費は次の方法で割引が可能です。

2.年会費は減額可能!高コスパカードです

通常の年会費は14,000円(税別)ですが、毎月の利用明細を「WEB明細サービス」にする事で1,000円(税別)、さらにマイ・ペイすリボをお申し込み+年1回以上の利用で3,500円(税別)、合わせて4,500円(税別)が割引されます。

つまり年会費は9,500円(税別)です。これは是非とも活用しておきましょう。

マイ・ペイすリボとは要するにリボ払いです。リボ払いってちょっと怖いイメージありますよね?

でも安心して下さい。コントロールの方法だけマスターすれば全然問題ありません。

  1. 毎月の支払限度額を設定。いくらでもOK。でも利用額を上回らないように。
  2. 支払い金額が確定したら、臨時増額の申し込み
  3. その時残金が敢えて1,000円未満になるよう設定

【例】支払限度額が20,000円 利用額が39,824円だった場合

・支払い金額確定額、臨時増額を申し込んで39,000円に設定にします。

・残金の824円のみをリボ払いの対象となります。

・元々の支払限度額設定を39,824円以上にしていると、そもそもリボ払いできないので注意しましょう。

要は1円でも金利が発生すればよいのです。

1,000円未満の金利はわずか10数円です。年会費の減額を考えるとこっちのほうが絶対お得ですよね。毎月の支払額が確定したら忘れずに臨時増額の申し込みをしましょう

3.最大のメリット マイル還元率は脅威の最大1.3%

ANA VISA/Masterワイドゴールドカードの通常の還元率は1.0%ですが、これを1.3%にまで引き上げる方法を説明します。

①普段使いのショッピングで貯める

お買い物にANA VISA/Masterワイドゴールドカードを利用します。

【例】クレジット決済額 39,824円 = 199Vポイント = 398マイル【1】

厳密に言うと、クレジットカードで還元されるポイントは「Vポイント」という三井住友カードのポイントです。そのVポイントをANAマイルに交換するのですが、ANA VISA/Masterワイドゴールドカードの場合は、「2倍マイルコース」に自動加入されているため、自動的に199×2倍の398マイルが貯まるわけです。

自動って「楽だぁ~」なんて単純な事ではなくて、実はANAの一般カードの場合、交換の都度6,000円(税別)がかかるのです。しかしANA VISA/Masterワイドゴールドカードの場合は、これが自動&無料で交換できるのです。年会費は高いように見えて、実はかなりお得なのです。

②マイペイすリボを活用します

マイペイすリボを活用し、年会費を減額する方法は先ほど述べました。実はこの作業をする事で別途ポイントがもらえるのです。ポイント数はクレジット決済の額と同じです。

【例】クレジット決済額 39,824円 = 199ポイント = 119マイル【2】

この199ポイントはボーナス・プレミアムポイントで、リボの金利を発生させると通常のVポイントと同額が貰えます。但しこのポイントは1ポイント=0.6マイルです。上記の例だと119マイルと交換ができます。

尚、こちらのポイントは自動移行ではなく手動で申し込む必要があります。

③合算すると1.3%に

①普段使いのショッピングで398マイル、②マイ・ペイすリボ払発生で119マイル。

合計で517マイルです。

【マイル還元率】

517マイル ÷ 39,824円 = 1.3% 

4.SKYコインの交換率が高い 最大1.6倍

これまでのところで、年会費有料のカードではあるけど、最高レベルのマイル還元率を持つ高火力のカードでコスパは良いという点をご理解頂けたと思います。でもまだこのカードの魅力はこれだけではありません。

ANAにはスカイコインという電子マネーのような仕組みがあり、1コイン=1円として航空券と旅行商品の購入ができます。

このスカイコインへの交換率はカード種別によって違いますが、ANA VISA/Masterワイドゴールドカードの場合は、1マイルに対する交換率が最大で1.6倍になります。(一般カードの場合は最大1.5倍)

◆マイル数ごとの交換率

交換マイル数交換後コイン数
1~9,999マイル1~9,999(1倍)
10,000マイル12,000(1.2倍)
20,000マイル26,000(1.3倍)
30,000マイル42,000(1.4倍)
40,000マイル60,000(1.5倍)
50,000~200,000マイル80,000~320,000(1.6倍

20万マイルが32万円分の航空券又はツアーと交換できるわけです。1マイルの価値は1.6円ですね。

実はこれ自体はあまりレートとは言えないのです。なぜなら1マイルの価値は一般的に2円以上と言われているからです。

ではなぜSKYコインが必要なんでしょうか?

れは特典航空券は席の枠が限られているからなんです。

大型連休や人気路線は競争が激しくて、特典航空券は取れるとは限りません。

もし旅行に行きたい日で航空券を手に入れたいなら、多少レートは悪くてもSKYコインに換えて、早割チケットをコインで購入する方が確実です。

当然ながら現金で購入しても、コインで購入してもフライトマイルは貯まります。特典航空券はフライトマイルは貯まりませんので、SKYコインも悪くない選択です。

1.5倍と1.6倍では0.1倍の差でも20万マイルでは2万円分の違いがあります。せっかく貯めたマイルなので、少しでも高レートの方がいいですよね。

5.空港のカードラウンジが使える

空港にあるラウンジは航空会社が運営するものと、クレジットカードの会員ステータスで使えるカードラウンジがあります。前者はいわゆる上級会員やビジネスクラス以上のチケットがないと利用できませんが、後者はANA VISA/Masterワイドゴールドカードがあれば利用可能です。

私はいつも旅行当日早めに空港に行き、出発時間まで快適にのんびり過ごしています。飲み物はフリーですし、充電スポット、Wi-Fi環境はそろっていますので、退屈する事はありません。ラウンジがあれば飛行機に乗る前からワクワクします。

特におすすめなのはこの中部国際空港セントレアのカードラウンジ。

このカードラウンジは国内唯一の生ビールが無料です。銘柄もキリンとハイネケンがあります。旅行前にここで生ビールを頂くのが毎回の定番となっております。

6.一般カードにはないボーナスマイル

毎年年会費が発生するANA VISA/Masterワイドゴールドカードですが、年会費発生のタイミングで継続ボーナスマイルとして2,000マイル(一般カードは1,000マイル)がプレゼントされます。

1マイルの価値は2円以上ですから、年会費9,500円(税別)払って4,000円分プレゼントされたと考えればOKです。それに陸マイラーはマイルを貯める事が目的ですから、年会費を支払ってもマイルが貰えるなら全然アリではないでしょうか。

また飛行機に搭乗して得られるフライトマイルも、区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率の25%(一般カードは10%)が貰えるのもありがたいですね。

7.ANA VISA/Masterワイドゴールドカードまとめ

・マイル還元率1.3%は他に類を見ない圧倒的な還元率
・それでいて年会費は9,500円という超高コスパ!
・2倍マイルコースに自動加入
・SKYコインへの交換率最大1.6倍 大型連休などの旅行に最適
・もちろん空港カードラウンジも使えます
・持っているだけで有利 ボーナスマイルも貰える

それでも年会費が割高に感じられる方は「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」の1枚持ちだけでOKです。

8.【必見】超お得にANA VISA/Masterワイドゴールドカードを発行する方法

ANA VISA/Masterワイドゴールドカードは現在も本当におすすめできるカードです。

あなたがもし今発行してみようと思っているなら、1番お得な方法を今から解説しますね。間違っても早まって公式サイトから申し込まないでくださいね。

①【特典あり】「マイ友プログラム」の活用

カードの入会にあたっては、ANA公式キャンペーンの一つである「マイ友プログラム」を活用しましょう。公式サイトから直接申し込むとボーナスマイルはもらえませんのでご注意下さい!

ぜひ本サイトからの紹介リンクをご活用下さい。

カードの申し込み前にマイ友プログラムの登録をしないとボーナスマイルはもらえません。必ず先の登録を完了させて下さい。

マイ友プログラムへの登録

下記ボタンから公式サイトへ遷移し、マイ友プログラムの登録を行います。

・「ご紹介方法」から「紹介番号」と「登録用URL」を確認するをクリック

・下記の紹介者情報を入力します

紹介者氏名:カトウ ゴウジ
紹介番号: 00081554

・ボーナスマイルを受け取るためには紹介者情報(私)を正確に入力してください。
・申込者情報にはあなたの情報を入力してください。

マイ友プログラムへの登録は以上です。これで2,000マイルGETです。

②ポイントサイト経由で申し込み

ハピタス」「モッピー」などポイントサイトで新規入会広告案件がないか確認してみましょう。

但しかつては頻繫にありましたが、残念ながら今はほとんど見かける事がありません。あったらラッキーというぐらいで、なければ諦めましょう。

③カードが届いたら入会キャンペーンにエントリー

入会キャンペーンは過去、年に何度も大々的実施されております。キャンペーンの有無については公式サイトからご確認下さい。

もし実施中でしたら、迷わず入会されることをおすすめします。カード入会後に公式サイトから「キャンペーン登録」を行うことで大量のマイルが獲得できますよ。

【下記は過去に実施された入会キャンペーンです】

【通常の入会特典】
・入会特典として2,000マイルをプレゼント

【特別キャンペーン特典1】
・ANA便搭乗で、もれなくマイルをプレゼント
・2020年8月31日(月)までに、ANAグループ運航便に1回以上の搭乗でもれなく5,000マイルをプレゼント!

【特別キャンペーン特典2】
・2020年8月31日(月)までのカードご利用金額に応じて、最大27,000マイルプレゼント
☑20〜50万円未満・・・3,000マイル
☑50〜100万円未満・・・10,000マイル
☑100万円以上・・・27,000マイル

【特別キャンペーン特典3】
・「ANAカードファミリーマイル」登録で、もれなくマイルをプレゼント
2020年8月31日(月)登録完了分新規入会されたANAカードで、プライム会員として「ANAカードファミリーマイル」に参加で、もれなく1,000マイルプレゼント!

マイ友プログラムを2,000マイルと合算すると、合計で37,000マイルになる大型キャンペーンでした。37,000マイルあればローシーズンなら、なんとハワイまでの特典航空券(往復)と交換できますよ♪

まとめ

ANA VISA/Masterワイドゴールドカードは、多く陸マイラーが誕生した2015年当時から大人気のカードで、私を含め多くの陸マイラーが保有しているカードですが、現在でもANAマイルを貯めるのに最適なカードです。

年会費はかかりますが、入会キャンペーンでハワイ旅行に行けちゃうくらいのマイルが貯まるので、十分元は取れると思います。このカードで陸マイラー生活を楽しみましょう!

次回記事は

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次