【初心者向け】ゼロから学ぶ陸マイラー講座 ~Vol.1 ANAマイルを理解する~

クロフネ

本記事では知識ゼロの方向けに、「飛行機に乗らずマイルを貯めてお得に旅をする」というテーマで解説していきます。

あなたは普段飛行機に乗りますか?

車、バス、電車…数ある移動手段の中で、飛行機は一番値段が高く、頻繁に乗るような乗り物ではありませんね。私も卒業旅行や新婚旅行など、特別な時以外では飛行機に縁がありませんでした。必然的に旅行は近場に行くというライフスタイルでした。

ところがある時「陸マイラー」という存在を知り、実践した事で飛行機に実質無料で乗れる機会に恵まれグッと身近なものになりました。

陸マイラーとは、飛行機に乗らずにマイルを貯めて、特典航空券と交換して飛行機に乗る人たちの事を指します。私は陸マイラーとして、大量のマイルを貯めて、家族で旅行を楽しんでいます

本記事では、初心者でも貯めやすいANAマイルをターゲットに、陸マイラーになるためのノウハウを公開します。あなたがもし陸マイラーに少しでも興味があるのなら、ぜひご一読下さい!

目次

ANAマイルを理解する

ANAマイレージクラブへの入会

ANAマイルを貯めるために一番はじめにすることは「ANAマイレージクラブ」に入会することです。入会費・年会費は無料です。入会するとデジタルカードが発行され、お客様番号が発番されますので、その番号にマイレージ(ANAマイル)が貯まる仕組みです。

しかし陸マイラーを目指すなら、ANAマイレージクラブへの入会ではなく、クレジット機能がついたメンバーズカードである「ANAカード」を作ってしまいましょう。このANAカードの方が効率的にマイルを貯める事ができるからです。

ANA VISAワイドゴールドカード

ANAカードはデジタルカードと違って、クレジットカードの年会費がかかります。これは初期投資として割り切った方が良いです。年会費以上のベネフィットがあります。詳しくは後述します。

ANAマイルは貯めやすい

航空会社各社はそれぞれマイレージサービスを設けています。その中でもANAマイルは貯めやすいと言われています。

飛行機に乗ると貯まる「フライトマイル」に加え、メンバーズカードであるANAカードで買い物や生活費を決済する事で貯める事ができます。またANAカードは定期的に入会キャンペーンを行っていますので、入会時に一気に貯める事も可能です。

また陸マイラーのノウハウの肝でもあります、ポイントサイトの活用(これも詳細は後述します)では、ライバルであるJALに比べ有利にマイルを貯められます。

私は複数の航空会社のマイレージを保有していますが、一番多く保有しているのがこのANAマイルです。貯めやすいので必然的にそうなったという感じです。

ライバルが多い

先ほどの貯めやすいと表裏一体の原理ですが、貯めやすいがゆえ、みんながANAマイルを保有しています。ANAマイルを貯める最大の目的は「特典航空券」に交換することです。

みんながマイルを持っているという事はそれだけ競争率が激しくなり、せっかく貯めたのに一番乗りたいチケットと交換できないなんて事態もあり得ます。

超人気路線であるハワイ便は、とんでもない競争率なので、事実上特典航空券への交換は難しいです。でも行先や時期を変えたり、SKYコインと交換したりするなど方法はありますのでご安心を。

有効期限に注意

ANAマイルには有効期限があります。マイルが付与された月から数えて36ヶ月(3年間)で失効してしまいます。3年あれば余裕!・・・と思ってた時期もあったのですが、コロナ禍で有効期限の怖さを思い知らされました。(特別救済措置あり)

マイルの有効期限についてはANAマイレージクラブ会員専用ページから確認することができますので、マメに確認するようにしましょう。

マイルは特典航空券に交換するのが一番おすすめ!

ANAマイルを大量に貯める最大の目的は特典航空券への交換です。

無料で飛行機に乗れますので、普段の旅行ではいけないような遠い場所や、憧れの場所へ行く事ができます。帰省などにも活用することが出来ます。

必要なマイルポイントは発着地からの距離によって異なりますが、交換をする時期によっても異なります。ANAの場合、航空チケットの価格が変動する時期によって次の3つのパターンに分かれます。

・ローシーズン
・レギュラーシーズン
・ハイシーズン

国内線必要マイル

主な行先と必要マイルは下記の通りです。(すべて往復)

路線ローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
東京⇔大阪10,00012,00015,000
東京⇔札幌12,00015,00018,000
東京⇔沖縄14,00018,00021,000
東京⇔石垣17,00020,00023,000
大阪⇔福岡 10,000 12,000 15,000
大阪⇔沖縄12,00015,00018,000
名古屋⇔宮古14,00018,00021,000
名古屋⇔石垣17,00020,00023,000

国際線必要マイル

日本発着からの主な行先と必要マイルは下記の通りです。(すべて往復/エコノミークラス)

行先ローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
韓国 12,000 15,00018,000
中国、香港など17,00020,00023,000
シンガポールなど30,00035,00038,000
ハワイ35,00040,00043,000
北米 40,000 50,000 55,000
欧州45,00055,00060,000
オセアニア37,00045,00050,000

こうしてみると意外と簡単に海外に行けそうではないでしょうか?

私は今まで累計で80万マイルを貯めています。そのほとんどが飛行機に乗らずに貯めました。これだけ貯めれば、1人だったら世界中どこでも行けます。(実際は家族がいるのでそういうわけにはいきませんが)

これこそが陸マイラーの世界なのです。

マイルの経済的価値

1マイルって1円だと思っていませんか?楽天ポイントとかTポイントのような共通ポイントってそうですもんね。でもマイルの価値はこうやって換算します。

羽田・成田発レギュラーシーズンの場合(運賃:国内は片道、海外は往復)

スクロールできます
行先 那覇ニューヨークニューヨーク
クラスエコノミープレミアムエコノミービジネス
運賃46,770円366,240円944,740円
必要マイル9,00072,00085,000
金額/1マイル5.2円5.1円11.1円

早割運賃など飛行機の運賃は幅が広いので、一概には言えませんが、大体MIN2円~MAX15円くらいの価値にもなるんです!

ニューヨークまでのビジネスクラスのチケット代944,740円を支払える人はどれくらいいるでしょうか?しかし85,000マイルを稼ぐ事は充分に可能です。

楽天ポイントとかTポイントとは、明らかに違うバリューがマイルにはあります。

まとめ

今回は「ANAマイルを理解する」というテーマで、ANAマイルの基礎知識編としてご紹介しました。

ANAマイルのバリューも理解したところで、次回はどうやってマイルを貯めるかというテーマで解説していきます。少しの知識と行動があれば誰でもできるものです。

陸マイラーを目指したいあなたはぜひ続きをお楽しみに!

「No travel , No life」

次回記事は

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